関東と上越で天気が変わる理由 「谷川岳での1枚」が教科書に載せてほしいレベル
「谷川岳で撮影された1枚」がネットで話題に。山を境にこんなにも天気が変わるとは…。
2022/09/15 04:00
群馬と新潟の県境となる山脈を指す「上越国境」。日本列島の太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺にあるため、空気がぶつかり合い、気候の変化が激しくなることでも有名だ。
今ツイッター上では、「上越国境で天気が変わる理由」が1枚の写真で分かると話題になっている。
■山を隔てて天気が大きく違う
「上越国境で天気が変わる理由。←太平洋 日本海→」とコメントを添え、1枚の写真を投稿したのは、ツイッターユーザーのヤマキさん。中央の山を境に太平洋側が曇りで、日本海側が晴れているのだ。雲が山によってせき止められているのだが、こんなにもくっきりと分かるなんて…驚きだ。
気になる撮影地は、日本百名山の一つでもある谷川岳(標高1,977m)。生で見たら感動してしまうほど美しい光景で、自然の雄大さを感じる。
■貴重な写真に驚きの声
ヤマキさんの投稿にネットでは、「おぉ、すごい」「一目瞭然だ!」「これは貴重な写真ですね…」「はっきりと境界線が分かる」といった具合に、驚いた人々からの声が続出。
他には、「関東は北東系の湿った風になると低い雲は広がりやすいけど、山を超えて新潟県側には入れない」「冬は逆になって、日本海側がどんよりと雪雲に覆われます。夏は夏でフェーン現象が起きて、40℃近くになる日もありますが…」など、有識者からのコメントも多く見られた。