「卵子が古い」の指摘にも諦めず45歳女性が三つ子出産 自然妊娠は200億分の1の確率
女性は、医師から「もう無理ですよ」と心無い言葉を放たれたそうだが…。
仕事が忙しすぎた、体調が整わなかったなどさまざまな理由があるが、子供が欲しいと思ったとき、気づいたら40代になっていたという女性は少なくない。そんなとき、体外受精が成功するという保証はなく、産科の医師が「あきらめたほうが…」と言うことも…。
だがアメリカのある女性は、そこで首を縦に振らなかった。驚くような快挙の話題を『KSL-TV』『PEOPLE』などが報じ、多くの女性の注目を集めている。
■自然妊娠で三つ子を授かる
話題になっているのは、大勢の家族に囲まれながらアメリカのユタ州に暮らすオードリー・ティベリウスさん(46)だ。
彼女は45歳だった昨年、夫のタイラー・ティベリウス さん(41)との間に自然妊娠で一卵性の三つ子を授かり、今年の3月30日にスカイくん、リバーくん、ベイくんという3人の男の子を出産した。
■7という数字が大好き
ティベリウスさん夫妻には、上に13歳のマーカスくん、11歳のジェームズくん、9歳のクリスチャンくん、7歳のマックスくんという4人の息子がいる。
だが大の子供好きである夫妻は、オードリーさんが40代になると「もっとほしい」と願うように。そこで体外受精に挑戦したが、3回とも失敗してしまった。医師からは「もう無理ですよ。卵子が古すぎる」と心無い言葉すら飛び出したという。
■一卵性の三つ子自体が珍しい
だが夫妻は諦めず、むしろ自然妊娠に賭けることに。そして4年後、45歳にして妊娠が発覚し、あとは母体側のホルモン環境を整えながら出産の日を迎えた。
医師はティベリウス夫妻に「一卵性の三つ子自体が非常に珍しいことで、確率にして2億分の1です。さらにこの年齢で自然に一卵性の三つ子を授かるなんて、おそらく200億分の1の確率でしょう」と説明したという。
■「女の子がほしい」本音も
『KSL-TV』の取材に、「ビッグ・ファミリーは私の夢でした。しかも『7』は私のラッキーナンバーなんです」と嬉しそうに語ったオードリーさん。だが現在も1日7時間を授乳にあてているといい、母乳ドナーを募集しなければならない状況だという。
そして「じつは娘が欲しいと思っていたんです」と本音もチラリ。「いずれは女の子に恵まれると思っています」とポジティブに次の夢を語っている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)