ミスコンファイナリストのTikTokスターが事故死 スカイダイビング撮影のせいか
予備パラシュートを開く判断が遅れたのではないかと見る向きも。
ミス・カナダ・コンテストのファイナリストで、現在はTikTokのスターとして活躍していたインフルエンサーの美女。このたびスカイダイビング中の不慮の事故により、わずか21歳にして死亡した。
芸能情報メディア『ET Online』やイギリスの『The Independent』などが報じ、ファンの間で波紋を広げている。
■パラシュートに不具合が
人生まだこれからというなかで無念の死を遂げたのは、オンタリオ州トロントのトロント大学スカボロ校で哲学を学んでいたターニャ・パーダジ(Tanya Pardazi)さん。
ターニャさんは8月27日、同州イニスフィルでソロ・スカイダイビングに挑んだが、パラシュートに不具合が発生。猛スピードで落下したまま全身を地面に叩きつけられ、搬送先の病院で息を引き取った。
■TikTokには大勢のファンが
ターニャさんは2017年、ミス・ティーン・カナダのコンテストに出場し、見事ファイナリストに選ばれた。
抜群の美貌とスタイルを武器に、トロント大学ではチアリーダーとして活躍し、TikTokにも多数の動画をアップ。旅、自然と動物を愛する彼女に憧れるフォロワーは10万人を超えていた。
■冒険好きでチャレンジ精神旺盛
ターニャさんはスカイダイビング愛好者のコミュニティに最近参加したところで、ソロ・ダイビングは初めての体験だった。
落下速度は時速200~300キロに達することもあるが、彼女は普段から冒険好きでチャレンジ精神が旺盛。ソロ・ダイビングの許可を得るため、事前に1日がかりで指導を受けていた。
■予備パラシュートを開くのが…
主催していた「Skydive Toronto」社がFacebookに発表したところによると、ターニャさんはメインパラシュートを開いたが、途中で不具合が発生し回転。しかし予備のパラシュートが開かれたとき、すでに高度はかなり低かったという。
現在、警察や専門家による事故原因の調査が行われているというが、TikTok用のビデオ撮影をしていたせいで予備パラシュートの判断が遅れたのでは、と見る向きもあるようだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)