日本一高い駐車場、設定料金に目を疑うが… 防犯カメラの語る「真実」に思わず納得
「日本一高い」の二つ名に相応しい神奈川県のコインパーキング。しかしこちらの料金設定には、やむを得ない事情があるようで…。
非常に強気な価格設定が多いのが、都内のコインパーキング。地方の利用金額と比較すると、その差は歴然である。
しかし、とある界隈では「神奈川県某所」のコインパーキングの利用料金に、疑問の声が多数寄せられているようで…。
【話題のツイート】これは「日本一高いパーキング」と言っていいのでは…
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■コインパーキングの仕様に驚き
注目を集めているのは、オンラインを中心にサーフィンの指導を行なうツイッターユーザー・日曜サーファー塾さんの投稿した1件のツイート。
「サーファー泣かせですね」という書き出しから始まる投稿には、コインパーキングで撮影したと思しき1枚の写真が添えられ、「朝イチ海に入るのに1時間6,000円とは。しかも小銭千円札しか使えないとのこと」「両替に行くとさらに料金が加算される商売とは」と、疑問の文章が続いていた。
■「15倍」の金額設定に非難の声
平日日中帯であれば30分ごとに200円が発生するものの、最大料金も1,400円と定められており、首都圏であれば比較的良心的な価格に思えるのだが、注目すべきは看板上部に記された「早朝料金」である。
なんと午前4時から8時にかけての時間帯は10分ごとに1,000円が発生するため、30分間の利用料金は3,000円…つまり平日日中帯と比較すると「15倍」もの駐車料金になってしまうのだ。最大料金は設定されていないため、4時間フルで駐車した場合は24,000円もの金額に…。
こちらの光景は神奈川県鎌倉市の「タイムパーキング 七里ガ浜」にて撮影されたものだが、比較的波のコンディションが良い早朝はサーファーに人気の時間帯。まるでサーファーらの足元を見たかのような価格設定に感じられる。
事実、件のツイートには「あり得ないです。みなとみらいエリアのパーキングより高いなんて」「湘南は怖いところだ…」「流石に露骨すぎる」といった疑問の声が寄せられており、特にサーフィンを嗜んでいると思われる人物からは、怒りの声も上がっていたのだ。
なお、ツイート投稿主・日曜サーファー塾さんは、サーフィン指導の生徒からこちらのパーキングに関する相談を受け、その際に存在を知ったという。
そこで今回は、あまりに高額すぎる料金設定の背景をめぐり、同パーキングを運営する企業「アパルトマンイクシーズ」に詳しい話を聞いてみることに。すると、様々な事情が複雑に絡み合った「驚きの舞台裏」が明らかになったのだった…。