結婚式後もウェディングドレス姿で生活する女性 「1回しか着ないのはもったいない」
大好きなパートナーとドレスに囲まれた女性は、揶揄する声もお構いなしのようだ。
純白のウェディングドレスに身を包むのは、多くの女性にとって憧れの記念すべき瞬間だ。そんな瞬間を、何度も楽しみたいと結婚式後もドレスを着続けている女性がいる。
『Wales Online』や『Mirror』など複数の海外メディアで取り上げられた女性は、幸せそうな笑顔を見せた。
■ドレスを着たまま掃除や洗濯
イギリス・ニューポートに住むクリスティ・ヒューイングスさんは、9月頭に、パートナーのカイルさんと結婚式を挙げた。クリスティさんは、その際に着た純白のウェディングドレスを心から気に入ったようだ。
たった1回着ただけでタンスの奥へしまい込むわけにはいかないと感じ、式後も着ることを決意。ウェディングドレスを着たままで、皿洗いや部屋の掃除といった家事をこなしているという。
■パートナーが背中部分を調節
ふんわりと大きく広がった裾が特徴的なそのドレスについて、「とても重くて動きにくい」と話すクリスティさん。夫のカイルさんが、着たままでも生活できるように背中の部分を調整してくれたという。
クリスティさんはさらに「私のパートナーは、私が変人だと知っていて、式後もドレスを着るのを許してくれるの」と、頭に白いベールをまとったまま嬉しそうに話している。
■2週間おきにドレスの試着に
クリスティさんがウェディングドレスを選んだのは、半年以上も前の話だ。店頭で気に入ったものを見つけ、その日のうちに購入したという。そして結婚式本番までの間、2週間おきに店に行ってドレスを試着し、お姫様気分を味わっていたそうだ。
式が終わったらドレスを脱がなければいけないことを想像して、マリッジブルーに陥っていたというクリスティさん。しかし、結婚式後も大好きなドレスで生活することを決意した今では、とても幸せそうだ。
■揶揄する声もお構いなし
長く降り続く雨が落ち着いたら、子供の学校の送り迎えや買い物も、ウェディングドレスを着たまま行くつもりだという。
報道を見た人からは「こんなに暑いのに」「そろそろ臭くなってそう」などと揶揄する声が寄せられているが、クリスティさんは「人がどう思うかなんてどうでもいい。嫌なら見なければいいんです」と力強く語っている。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)