坂口憲二、久しぶりのCM出演で話題 関係者が語る「マイペース」な活動
エドウィンのウェブCMに出演している坂口憲二。少しずつ表舞台に戻り始めていて…。
9月1日に公開されたエドウィンの『503 IS BLUE』のウェブCMに、芸能活動を無期限休止中の坂口憲二が出演している。CMソングをクールに口ずさむ姿が話題になっている。
病気の治療のため一度は表舞台から姿を消していたが、最近少しずつ活動を始めていて…。
■18年に芸能活動休止
坂口は2006年のドラマ『医龍』(フジテレビ系)シリーズや12年の『最後から二番目の恋』(同系)などに出演。185センチの長身と爽やかなルックスで絶大な人気を誇っていた。
だが、14年のドラマ出演を最後にテレビから姿を消し、18年に国が指定する特定疾病「特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせいだいたいこっとうえししょう」の治療に専念するため、所属事務所を退社し無期限で芸能活動を休止。その後は、コーヒー焙煎士として東京と千葉県に店舗を構え、芸能界から距離を置いているように見えた。
■「拘束時間が短い仕事」
だが、今年3月にはバラエティ番組『開店! 有名人デパート~春の私物大セール3時間SP~』(フジテレビ系)でコーヒー焙煎士として活躍する坂口を紹介する企画が放送された。5月には『週刊新潮』の取材で近況を明かし、7月には千葉県の魅力を紹介するPR企画のインタビューにも答えている。
今回のウェブCMにも出演するなど、少しずつ芸能活動を再開している印象を受ける。ある芸能事務所関係者は、最近の坂口の仕事についてこう語る。
「インタビューやCM撮影など、拘束時間が短い仕事を中心に受けている印象です。身体に負担のかからない範囲でできる仕事をこなしているのでしょう。病気が発覚した頃は歩くことも困難で車いすに乗ったり、杖をつくこともありましたが、最近はインスタグラムで趣味のサーフィンを楽しむ写真も投稿しています。日常生活は問題なくできるのではないでしょうか」(芸能事務所関係者)。
■マイペースに活動
坂口なりに一線を引いて仕事をしているという。「インタビュー取材は俳優としてではなく、コーヒー焙煎士として受けています。雑誌やウェブの仕事は受けても、テレビ出演は控えているんです。3月のバラエティ番組で坂口さんのことを取り上げた際も、本人直筆のメッセージは寄せたものの、スタジオ出演やリモートで顔を見せることはありませんでしたからね」(前出・芸能事務所関係者)。
あくまで自分のできる範囲でマイペースに活動しているということだ。
■「芸能界と関係は切れていない」
前出の芸能事務所関係者は、坂口は芸能界を引退したわけではないと語る。「懇意にしているテレビ局のスタッフとは今も連絡を取っているそうなので、芸能界との関係は切れていません。一時期に比べれば体調が回復しているとはいえ、変に無理をして周りの人に迷惑をかけたくないと考えているのかもしれません。自分の納得行くまできちんと休みつつ、オファーを受けた仕事でできそうなものには真摯に向き合っているのでしょう」(前出・芸能事務所関係者)。
「俳優・坂口憲二」の姿がもう一度テレビで見られる日は必ず来るはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)