BL傑作小説『永遠の昨日』が実写ドラマ化 主演は小宮璃央&井上想良に
10月20日からドラマ『永遠の昨日』の放送がスタート。消えてしまうまでの限りある刻を懸命に輝かせた2人を描いた物語だ。
■「自然と涙が溢れました」
主演を務める小宮と井上から、ドラマに対する意気込みが届いた。
小宮:山田浩一役を演じさせていただく小宮璃央です! 原作を読みページを捲るうちに浩一と満の心情が細やかに描き出され涙が溢れました。小林監督と初めてご一緒させて頂き、浩一役にリアリティを持たせられるようにリハーサルを重ねて自分自身とも向き合いました。作品の完成が今からすごく楽しみです!
撮影現場では満役の井上さんにもたくさんの事を教えて頂き、満と浩一のような信頼関係を築く事が出来ました。それがお芝居を通して皆さんにも伝わると嬉しいです。『永遠の昨日』放送をどうぞお楽しみに!
井上:この度、青海満役を演じさせて頂きました。最初に小説を読んだとき、ものすごく無垢で綺麗で、自然と涙が溢れました。満と浩一、2人だけが共感できる心の痛みや喜びを自分なりに必死に描きました。そして今作の監督・脚本の小林監督だったからこそ作れたこの世界が僕は大好きです。
初めての連続ドラマの主演作がこの作品で良かったと心から思っています。たくさんの方に、この切なくも温かい青春物語をお届けすることができれば幸いです。
■「何度も泣きました」
原作者の榎田氏と監督・脚本の小林氏からコメントが届いている。
榎田氏:文字だけで作られた小説という世界を映像にするとき、それは原作とは違う形でありながらも、核の部分は原作としっかり結びついていてほしい――私はそう考えています。監督とお話し、脚本を拝見し、撮影現場にもうかがわせていただいて、『永遠の昨日』はまさしくそれが成り立つドラマだと、期待に満ち満ちております!
原作を真摯に読み取ってくださった小林監督、メインキャラクターのふたりを瑞々しく演じてくださった小宮さん、井上さん、ほかにもたくさんの演者さんとスタッフのみなさまに、心から御礼を申しあげます。たくさんの方に、浩一とみっちゃんの物語が届きますように。
小林氏:内に秘めたる孤独を共有し合う浩一と満を、小宮くんと井上くんが見事に演じてくれました。エモいという言葉を今まで口にしたことはなかったのですが、今回は思わず連発してしまった程です。撮影の田中さんのショットも非常に美しく、2人の繊細さが際立ったと思います。
ドラマ初挑戦ということで緊張しましたが、キャストやスタッフに支えられ、とても良いものになったと思います。撮影中、何度も泣きました。榎田先生、素敵な原作をありがとうございます。