『ちむどんどん』末っ子役で注目 上白石萌歌、実姉・萌音との「距離感」
朝ドラ『ちむどんどん』で末っ子役の上白石萌歌。実の姉・萌音との関係はというと…。
NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』は、回を追うごとに盛り上がりを見せている。最近は、比嘉家の4人きょうだいの末っ子・上白石萌歌にスポットが当たる話も多い。
ここ数年、姉・萌音と共に「上白石姉妹」はめざましい活躍を見せているが、実姉とは独特の「距離感」があって…。
■歌を愛する末っ子役
『ちむどんどん』は、沖縄県の北部・やんばる地方の村に生まれたヒロイン・黒島結菜が高校卒業後、東京に上京して沖縄料理に夢をかけて修行する物語。婚約者の女性から”略奪”する形で好きな男性と結ばれるヒロインや妹の財布からお金を抜いてギャンブルに興じる兄など、「個性が強すぎる」キャラクターの行動はネット上でもたびたび話題になっている。
上白石演じる歌子は、幼いころから病気がちだが歌をこよなく愛するひたむきな役を演じている。
■気になる「姉妹仲」は…
ドラマでは比嘉家の末っ子役だが、実生活でも同じく女優として活躍する上白石萌音を姉に持つ。上白石姉妹は2011年の『東宝シンデレラ』オーディションを機に芸能界入り。
萌音は昨年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)でヒロインを務めたことでおなじみ。姉に負けじと、萌歌も2018年のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)、19年の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、今年4月クールのドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)など、話題作に出演している。
あるテレビ局関係者は「姉妹仲」をこう語る。「2人暮らしで、仕事からプライベートのことまで何でも話せるみたいです。お互いにドラマの現場でおいしいお菓子をもらったら、独り占めせず家に持ち買って一緒に食べるそうですよ。姉妹というより友達に近い関係だと思います」(テレビ局関係者)。
■「お互いの作品をチェック」
ただ、単なる「仲良し姉妹」というわけではない。
「お互いに出演したドラマや映画はチェックし合って、作品の感想や気になった箇所も指摘しているそうです。今回、萌歌さんが朝ドラに出演するとあって、『カムカム』で一足先に現場を経験したお姉さんからアドバイスももらったようです。年の近い女優がすぐそばにいるからこそ、ライバルとしていい刺激になっているのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。お互いを蹴落とし合うのではなく、共に成長し合える関係というわけだ。
■似ている部分も異なる部分も
ある時は友達、ある時はライバルのようだが、ある制作会社関係者は姉妹だけに似ている部分も多いと話す。「鹿児島県出身ということもあって、2人ともお酒が大好きです。姉妹揃って強くて、どれだけ飲んでも顔色が全然変わらないことで有名です。飲むお酒も芋焼酎をチョイスするなど、かなり『イケる口』なんですよ」(制作会社関係者)。
ただ、食の好みは異なる部分もあって…。「萌音さんは肉料理が大好きで、自分へのご褒美で家に高級焼肉を取り寄せることもあるそうです。一方、萌歌さんはどちらかというと魚料理が好きみたいです。子供の頃から水族館に一人で通っていたらしく、魚に関する知識も豊富。寿司店に行く時は鹿児島の甘い『マイ醤油』を持っていくのがお決まり。家で自炊することも多いそうですが、時々肉か魚かで意見が割れることもあるみたいです(笑)」(前出・制作会社関係者)。
共に朝ドラという大舞台を経験した上白石姉妹は、これから女優としてスターダムを駆け上がっていくに違いない!
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)