テニス大会で勝利した16歳少女が父親とキス 観客もお茶の間も大ブーイング
勝利の喜びもつかの間、父親と娘はブーイングの嵐にさらされてしまった。
生意気になろうが、口答えをしようが、子供はいくつになっても子供。親にとっては愛おしい存在だ。だが年齢が上がるにつれ、愛情表現にも変化が必要だろう。
ある父親と娘が見せた喜びのキスに、世間から厳しい声が集まっていることを『news.com.au』や『LAD BIBLE』が報じた。
■格上を相手に初戦勝利
アメリカ・ニューヨークのUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで、8月末から全米オープン・テニス大会が開催されている。
8月30日、チェコ出身で世界ランク194位のサラ・ベイレックさんという16歳の女子選手が、初出場ながら同144位の格上選手ヒーザー・ワトソンさんと対戦し、見事勝利を収めた。
■喜びを分かち合う父と娘
試合後、サラ選手はヒーザー選手と握手を交わすと、声援を送り続けてくれていたサポーターたちのもとへ向かった。
祝福ムードのなか父親であろう男性がサラさんに駆け寄り、強く抱きしめると、彼女の腰やお尻をポンポンと何度も叩き、満面の笑みで勝利を称えた。その様子はテレビでも放送され、ファンや視聴者も微笑ましく見守っていたという。
■ふたりのキスに衝撃を受ける世間
だが次の瞬間、サラさんと父親は口と口でキス。これが観衆や視聴者に大ブーイングを巻き起こしてしまった。
ツイッターには「素晴らしい試合だったのに、その後のキスで台無しだ。ただただ気持ち悪い」といった書き込みが相次いだ。さらに「16歳の娘のお尻をあんな風に何度も触る時点でおかしい。不適切すぎる」「少女は6歳じゃない、16なのよ?」「犯罪レベルだ」と、批判はなかなか止まない。
■親子を擁護する声も
しかし、なかにはふたりを擁護する人も。「大きな大会に初出場し、初戦を勝ち抜いた喜びはとてつもなかったのでしょう」「他人であるコーチなら問題だけど、父親ならいいのでは?」とする声もある。
また「仲の良い親子でうらやましい」「きっとこれまでお父さんと二人三脚で努力してきたのだろう」とふたりを応援するファンもおり、良くも悪くも世間を賑わす結果となったようだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)