娘の婚約者を祖父が鉄拳で撃退 5歳孫娘への性的いたずらに気づき…
このニュースには「幼女へのいたずらが目的でシングルマザーに近づく男がいる」という声が。
アメリカのある民家で、父親が娘の婚約者を激しく殴るという事件が起きた。間もなく親族になる予定だった両者に何のトラブルがあったのか。その後に明かされた真実を『Centre Daily Times』『NEW YORK POST』などが報じ、話題を呼んでいる。
■父親が娘の婚約者を殴打
事件は8月24日、ペンシルバニア州ドーフィン郡のミドルタウンという町で起きた。婚約者の自宅に遊びに来ていたアーロン・キューナギンという22 歳の男が、家主である婚約者の父親に激しく殴られ、警察に通報したのはなんとその父親本人だった。
父親の娘はシングルマザーで5歳の娘がおり、孫にあたるその子は、いずれキューナギンの養女となる予定だった。
■孫娘は容疑者の膝の上に
父親はミドルタウン警察の事情聴取を受けた際、「あいつは私の孫娘に性的暴行を働く寸前だった」と主張した。
孫娘の寝室を通り過ぎた際、あまりにも静かでちょっと覗いてみたところ、ベッドの脇にキューナギンが座り、膝の上に孫娘を乗せていた。「体を触っていることがわかり、ただちに部屋に飛び込み鉄拳を振り下ろした」と説明している。
■ズボンを下げていた容疑者
父親からの通報でミドルタウン署の警察官が到着すると、殴られて動けなくなっているキューナギンのズボンは下がっていた。「立ち上がったら、たまたまずり落ちた」と釈明したものの聞き入れられず、未成年者性的虐待、同暴行未遂などの容疑で逮捕となった。
15万ドル(約2,078万円)の保釈保証金を支払うことができず、キューナギンの身柄は現在も郡の拘置所にある。
■「そういうことが5回あった」
このニュースを伝えた『NEW YORK POST』には、父親であり祖父である男性に対する称賛コメントのほかに、「事実を知らないまま娘さんがこの男と結婚していたらと思うと恐ろしい」「幼女へのいたずら目的でシングルマザーに近づく男はいる」といった声が寄せられている。
キューナギン容疑者は予備審問のため9月7日に裁判所に出廷する予定だが、孫娘は「これまで5回そういうことがあった」と話しているという。
・合わせて読みたい→父親が彼氏を守ろうとした娘を誤って刺殺 愛する存在を奪われ嫉妬に駆られたか
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)