死刑囚が最後に欲したのは大量のジャンクフード 被害者遺族は「傷が癒えない」
涙を流した人もいるが、遺族の気持ちは複雑だ。
長く刑務所で暮らし、ついに死刑に処された男。最後は好きな物をたくさん注文し、関係者たちじぇの感謝の気持ちを述べていたという。
その日の様子、また被害者遺族のコメントなどを、『LADbible』など海外のメディアが伝えている。
■殺人事件を起こした男
1997年のこと、アメリカ・オクラホマ州で暮らしていた男(50)が、高齢の男性(73)を殺害する事件を起こした。
男は死刑判決を下され刑務所で暮らしていたが、弁護士を含む多くの人は男が深く反省していると主張。薬物とアルコールに溺れていたこと、また悲惨な子供時代を過ごしたことなどを強調し、恩赦が与えられることを望んだ。
男本人も減刑され終身刑となることを望んでいたが、知事はそれを認めなかった。
■最後にリクエストした食事
「死刑の前に食べたい物は何か」。そう聞かれた男がリクエストしたのは、チーズバーガー2個、フィッシュバーガー2個、Lサイズのポテト2人前、そしてLサイズのソーダ水だったという。
そのうちどれほどを食べたのかは不明だが、意外なほど大量のジャンクフードを強く望んだことを、複数メディアが取り上げた。