バカリズム、コンビやトリオ芸人に「バカじゃねーの?」と語る理由とは…
コンビ活動を経てピン芸人になったバカリズム。ピン芸人のメリットをよく理解しており…。
お笑い芸人のバカリズムが30日深夜放送の『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日系)に出演。ピン芸人のメリットを力説した。
■『R−1』1回戦で実感
95年に、お笑いコンビ「バカリズム」を結成。解散後はコンビ名を芸名にしてピン芸人に。06年には、ピン芸人日本一を決める『R−1ぐらんぷり』(現:R−1グランプリ)の決勝に進出。珠玉のフリップネタ「トツギーノ」を披露してブレークした。
ピンとして再スタートを切る実感が湧いた瞬間、それは『R−1』の1回戦。
「僕が出場者として行ってたころは、1回戦から見てるから。1回戦なんて、もう地獄絵図ですよ。素人もプロに一緒くたにされて。コンビ解散してピンになって、いっても30ですから。1回戦に並んでいるときに、俺ここから始めるんだっていう。打ちのめされる感じというか、本当にゼロからなんだ」と振り返った。
■“コンビの片方”の出場
『R−1』には、純粋なピン芸人だけでなく、コンビの片方がピンとして参加することも。
番組MCの蛙亭・イワクラは「やっぱり『来んなよ』って思うんですか? コンビ組んでる人がピンで出るのって」と質問。バカリズムは「っていうよりも、負けられないっていう気持ちの方がね。負けたら格好悪いっていう」気持ちが強いという。
■魅力はギャラ
コンビ活動を経てピン芸人になったバカリズム。それだけに、ピン芸人のメリットをよく理解している。
「ピンの方がギャラを折半する必要ないですから」「ちゃんとメリットありますから。1回コンビを経験した上でピンになると、もう1回コンビでやるなんて考えられない」とギャラを独り占めできるのも魅力。
■コンビやトリオ芸人に…
その上でバカリズムは「ピン以外でコンビとかトリオでやっている人たちって、本当にバカじゃねーの? って思う。評価も独り占めだし」と力説する。
「言っても二分の一でしょ、手柄」とイワクラに水を向けると、イワクラは「こっちが与えたギャラだとしても、あいつ(相方・中野周平)が100%持っていくんで。『俺の手柄』だって」と、うなずいた。
ただその分、デメリットもあり「ピンの方が孤高感がある。ただ大変」ともバカリズムは語っていた。
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(文/Sirabee 編集部・RT)