浜辺の「死体」が日本製ラブドールと発覚 SNSは大喜利大会さながらの盛り上がり
本物の死体ではなかったことも、コメント欄が盛り上がりを見せているのも、平和な出来事だ。
タイの浜辺で観光客が死体を発見したかと思えば、後になって精巧なラブドールだったと発覚した。一部始終が『The Sun』や『Daily Mail Online』などの海外メディアで報じられると、コメントが多数寄せられ、盛り上がりを見せている。
■浜辺で横たわる「死体」?
8月中旬、タイ・バンコクから約100キロ東にあるバンセーンビーチで、海水浴を楽しみにきた人々が浜辺に横たわる女性を発見した。大きめのシャツを頭にかぶっており、下半身が露わになった状態でぐったりと倒れていたという。
死体だと思い恐怖におののく海水浴客たちが警察に通報し、捜査が行われた。すると倒れていたのは、非常に精巧な造りのラブドールだったことが発覚した。
■日本製高級ラブドール
ラブドールとは、主に男性が性行為を疑似的に楽しむための人形のこと。シリコンなどで作られたボディの感触や形状が、本物の女性の皮膚に近いことが魅力とされている。
日本製のラブドールはその質の高さから海外でも特に人気があるが、タイの浜辺で発見されたものも日本製で、約5万円相当というかなり高価なものだったようだ。かぶっていたシャツを脱がすと、人形の頭部はなくなっていたという。
■大喜利状態のコメント欄
この出来事を見た人々からは、「使用者の妻が、ラブドールの紛失に関わっているに違いない」「とてもリアルだ。僕…いや、友達のために、取り戻しにいこうかな」「彼女は海で体を洗いたかったんだね」といったコメントが続々と寄せられており、大喜利大会さながらだ。
「この記事のコメント欄最高」「笑わせてくれてみんなありがとう」といった声も寄せられ、大盛り上がりを見せている。
■持ち主のために警察署で保管
警察はこのラブドールがどこかの川に捨てられ、バンセーンビーチの浜辺まで流れ着いたのではないかと考えている。持ち主が取り戻したい場合に備えて、地元の警察署で保管されているという。
果たして、自分のラブドールを取りに来る「持ち主」は現れるのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)