アニメ化が話題の『アンデッドアンラック』 『ワンピース』に近い作品で期待大?
「アンデラ」アニメ化の可能性を考察。絵柄や難解さなどの残された弱点を昇華できるのか、注目だ。
29日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)39号で、巻頭カラーにてアニメ化発表が予定されている『アンデッドアンラック』(集英社)。さまざまな方面から期待が寄せられているこの作品は、いかなるポテンシャルを持つのか考察する。
■アニメ化決定
アニメ化がほぼ確定している同作品。公式ツイッターでも、ここ1ヶ月にわたってクイズが実施され、4つの答えの頭文字を並べると「アニメ化」となりフラグが立てられている。
通称「アンデラ」は、コアなファンから非常に熱を持って支えられている作品だ。公式ツイッターによる仕掛けも、ファンとの信頼関係ゆえともいわれる。
■壮大な世界設定
「アンデラ」の特徴となる強みと弱みは、深く読み込めば読み込むほどおもしろく、その一方で、浅く読んだだけではファンになりにくいところだろう。同作品は、不死(アンデッド)の能力を持つ主人公アンディと、不運(アンラック)の能力を持つ少女・出雲風子の2人による物語。
突如「否定」の特殊能力を付与されるとともに、その能力によって悲劇に見舞われる「否定者」。否定者たちは運命を翻弄し、最終的に世界の崩壊へ導く神の理不尽さに立ち向かう、壮大な世界設定がなされている。