肉をさばく夢を見て自身の性器を切除した男性 激痛で目覚めると股間から大出血
男性は寝ぼけてナイフを取りに行き、股間を切除。そんなことが起こり得るのか、真相は謎だ。
友人や家族、恋人と楽しく過ごす夢、はたまたケガをしたり幽霊が出てきたりといった怖い夢…。夢にはさまざまな内容のものがあり、覚えていなくても、人は毎日あらゆる夢を見ると言われている。
また、なかには夢の影響で恐ろしい行動に出る人も。ガーナのある男性の話題をインドの『Indiatimes』や『TIMES NOW』が報じた。
■激痛で起きると股間から…
ガーナ南部のアッシン・フォスで農家を営むコフィ・アッタさん(47)という男性は、まさに悪夢といえるは出来事を経験した。
コフィさんは12日、椅子に座りうたた寝をしていたところ、ひどい激痛を感じ飛び起きた。股間から大出血しているのに気付き、慌てふためいたという。
■帰宅した妻が見たのは…
当時、妻のアドウォア・コナドゥさんは外出中で、コフィさんは近所の住民に助けを求め、妻に連絡を入れてもらうよう依頼した。悲惨な患部を、隣人たちに見せるわけにはいかなかったという。
アドウォアさんが急いで帰宅すると、目に飛び込んできたのは、股間を押さえ苦しみもがいている夫の姿だった。コフィさんに子供用のオムツを履かせ、ただちに近くの病院に連れて行ったという。
■再生手術が必要に
出血を止め、点滴を打つなど治療を受けたコフィさんだったが、医師は大病院でのさらなる手術が必要と判断した。
だが、コフィさんとアドウォアさんにはそれだけの金銭的余裕がなく、いったんは途方に暮れてしまったが、なんとかお金の工面に成功。自らの足で、クマシ市にあるコンフォ・アノチェ・ティーチング・ホスピタルへと向かった。救急車代がもったいなかったのだ。
■「ヤギをさばく夢を見ていた」
コフィさんは自らの行いについて医師に説明を求められると、「眠っていたから、なぜナイフを持っていたのか分からない」と返事した。
しかし彼は、妻がヤギをさばくのを手伝っている夢を見ていたという。そのため「寝ぼけてナイフを取りに行き、性器を切り落としたのかもしれない」とも話している。
なお、陰茎の接合手術を担当した医師によると、コフィさんはその機能を取り戻しており、6週間ほどすれば興奮状態も復活しそうだという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)