妊娠中の女性に男4人が3日にわたり性的暴行 金に目がくらんだ親族もグルか
「車で送る」と申し出た親戚は、目的地と異なる場所で彼女を降ろした。そして…。
インドでこのほど妊娠中の若い女性が誘拐され、集団レイプの被害にあった。常識では考えられないような悲劇に巻き込まれた背景には、お金に目がくらんだ親族の存在があったようだ。
『The Hindustan Times』『Times Now News』などが報じ、インドの女性たちを激怒させている。
■被害者女性は妊娠初期
インド・ウッタルプラデーシュ州の警察は、妊娠初期の若い女性が16日に複数の男の手で誘拐され、集団レイプの被害にあったことを発表した。
赤ちゃんは無事とのことだが、心身ともに深い傷を負った女性は専門家による適切なケアが必要な状態だ。
■3日間も続いた性暴行
女性は同州ファッルハーバード地区のバスターミナルで、バスを待つ間に誘拐された。背後から液体を含んだ布でいきなり顔を覆われて気を失い、気が付いたらある家に拉致監禁されていた。
男たちは女性に食事を与えることもなく、3日間にわたり壮絶な性的暴行を繰り返した。悲鳴をあげ、逃げようともがけば「殺すぞ」と脅したという。
■お金に目がくらんだ親戚
女性は当日、ウッタルプラデーシュ州北西部のバレリー地区にあるバスターミナルからバスに乗り、サハーランプル地区に向かう予定だった。
だが「そこまで車で送る」と言った親戚は、彼女を全く離れたファッルハーバード地区のバスターミナルで降ろした。8万ルピー(約13万7,000円)と引き換えに、犯人グループに彼女を売り飛ばしていたのだ。
■12キロほど離れた村へ
19日の朝、男たちが熟睡していることを確認した女性は監禁されていた家を逃げ出し、12キロほど歩いたバハドゥルプールという村で人々に助けを求めた。
女性の説明から、警察は彼女がバスターミナルから50キロほど東のハルドイ地区の家で監禁されていたとみており、現在、同地区の警察と共同で捜査を進めている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)