草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾 「無観客」だった東京パラリンピック振り返る
「新しい地図」の草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾が東京パラリンピック1周年記念イベントに出演。当時の思い出を語った。
国際パラリンピック委員会特別親善大使を務める草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾の3人が24日、東京・有明アリーナで行われた「東京2020パラリンピック1周年記念イベント」に登場。小池百合子東京都知事らと共にイベントへ華を添えた。
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■金メダルの思い出
当日は1周年記念セレモニーと車いすバスケットボール日本代表の試合を観戦するため、約9,000人もの観客が会場を訪れた。
セレモニーで挨拶した稲垣は、昨年のパラリンピックを振り返り、「あっという間の1年。感動いただいて、胸を高まらせたことがまるで昨日のように感じます。個人的には会場で観戦した水泳男子100メートル平泳ぎの山口尚秀選手。(プレゼンターとして)メダル授与式で山口選手の首に金メダルをかけさせて頂いたのは、一生の思い出になりました」と感慨深げに語った。
■「無観客開催」を回顧
続いて草彅は、「選手の皆さんがその瞬間瞬間に最大のパフォーマンスを引き出しプレーしていた。その勇気、努力、向上心がひしひしと感じられ、僕も大きな刺激を受けました」と親善大使として間近で試合観戦した思い出を吐露した。
東京2020パラリンピック開催時は、新型コロナウイルスの感染拡大時期と重なり無観客での開催だった。
香取は「あの時は無観客でした。『会場で見たかったなあ』という皆さんの思いを、今日存分に味わっていただきたい。思いっきりエンジョイしていただいて、さらにパラスポーツが好きになってもらえたらいいなと思います」とそれに触れつつ、1周年記念イベントの意義を説いた。
■共生社会への一歩を
華麗な白ドレスで登場した小池都知事は、「あの感動から一年。パラアスリートの皆さんが限界を超えてプレーする姿は、私達に勇気と希望を与えてくれましたね。ハードとソフトの両面でバリアフリーが進み、共生社会へ一歩前に踏み出しました」と感想を述べた。
「今日は有明アリーナの開業記念イベントでもあり、これだけ多くの方々が拍手を向けてくれました。昨年は残念ながら無観客でしたが、今日は皆さんと一緒にその迫力を味わいたいと思います」と、実施される車いすバスケの試合へ期待を寄せていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)