ビーガン向け料理を配達停止したレストラン 原因は「顧客の尊大すぎる態度」
新店舗のメニューが「ビーガン非対応」でネットは炎上? レストランは現在の方針を貫く姿勢だ。
イギリスのあるレストランは、ビーガンの顧客による「思い上がった振る舞い」にうんざりした結果、ビーガン向けのケータリングを停止したという。『Fox News』『CBNC』などの海外メディアが報じている。
■新メニューに批判
イギリスのイングランドのワイト島にあるレストラン「ザ・キッチン・アット・ロンドン・ハウス」は現在、ソーシャルネット上で大きな批判に晒されている。
その理由は、店のオーナーが新しいレストランのための新メニューを発表したところ、それがビーガン(完全菜食主義者)に対応していなかったからだという。
■店は対決姿勢
レストランはSNSで「一部の厄介な人たちは、このメニューを批判をすることが自分たちの当然の権利だと思っています」と、ネット上の反応に不満を表している。
また「いじめてくる相手を好きになる人はいません」「私は考え直すべきでしょうか? いいえ、そうは思いません」ともコメントし、現在の姿勢を貫くつもりだ。
■ケータリングを中止
ザ・キッチン・アット・ロンドン・ハウスはいったいなぜ、ビーガン向け料理を新しい店のメニューに加えなかったのだろうか。過去にはビーガン向けのケータリングを行っており、そしてビーガンクリームティーからビーガンベーコンまで、あらゆるものを提供していたという。
しかし「でも、私たちはそれをやめてしまいました」「顧客の尊大で『あなたよりも道徳的に優れている』という態度にうんざりしたからです」と、配達を中止した理由を語った。
■客を選ぶ自由はある?
SNS上では「オーナーの態度は間違っていない」「人には好きなようにビジネスをする権利がある」など、レストランを支持するコメントが数多く寄せられている。
一方で、「この時代にビーガンメニューに対応していないなんて」「このレストランは自ら客を逃している」と、店の対応を批判する声も上がった。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)