家の中でできる「ちょっとしたこと」も… 早起きしてやるべき”3つの習慣”
「早起きは三文の徳」と言われるが、朝早く起きて何をすればいいのだろうか…。
「早起きは三文の徳」と言われるように、朝早く起きることは健康にいいとされてきた。ただ、せっかく早朝に起床しても漠然と過ごしてしまっては意味がない。
早起きしたらやるべき「3つの習慣」があって…。
■早起きが苦手な人の声も…
「朝早く起きたら健康にいい」「いい一日の始まりは早起きから」──。子供の頃から大人になっても、耳にタコができるくらい早起きを推奨される。その言葉に従って、とりあえず早く起きたはいいもののスマホをいじって終わってしまい、次第にまた布団から出なくなる…。
誰もが一度は経験あるはずだ。ネット上では、「早起きした時、支度の時間までゆっくり過ごすと物事がよく見える」「午前中にほとんどの用事が済ませられるし気持ちに余裕できる」「朝は脳がすっきりしていて作業出来る」など、早起きのメリットを実感する声があがっている。
一方で、「1番辛いのは早起き」「連休で昼夜逆転しすぎて早起き辛い」「朝早く起きても昼間眠くなる」など、苦手意識を持つ人の声も見受けられる。
■早起きの意義
自律神経にアプローチする治療法で頭痛患者を救ってきた実績のある頭痛セラピー協会の日比大介さんは、早起き意義についてこう解説する。
「自然界では太陽が昇った時に起きて、沈んだ時に寝るというのが大事なリズムになっています。朝5~6時くらいに起きるのが理想です。朝起きて朝日を浴びたら、自律神経を整えてニュートラルな状態になります。日頃狂っていた体内時計が朝日を浴びることで整うようになるんです」(日比さん)。
■朝やるべき3つのこと
朝早く起きるのが身体にいいことは重々承知だろうが、早起きしたところで何をすればいいか分からない人も多いだろう。前出の日比さんによると早朝にやるべき「3つの習慣」があるようで…。
「朝5時くらいに起きて、目を閉じて気持ちを整える意味で瞑想をしましょう。目が覚めてきたら紙とペンで1日の計画を立てます。この時間帯に何か計画を立てたり、悩みを整理するとスムーズに1日が進んでいくんです。 朝6時くらいになったら、30分くらいできるだけ公園など自然のある場所を歩きましょう。体の筋肉や脳が準備体操されて、スムーズにその後の流れに入っていけます」(前出・日比さん)。
■「早朝は創造の時間」
朝5~6時に起きるのと7~8時に起きるのでは、大きな違いがあるという。「7時以降になると、ニュースを見たり、家族と話すなどして余計な情報が入ってしまい、それらに自分を合わせてしまいがちです。早朝は右脳が活発に働く時間でもあるので、読書をしたり、1日の計画を立てるのがいいと思います。何も情報が入っていない時間帯に計画を立てると、その後の仕事が効率よく進むんです」(前出・日比さん)。
「集中」「計画立て」「散歩」という3つの習慣を定着させれば、気持ちのいい毎日が続くかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/<a href="https://hidamari-shot.com/">頭痛セラピー協会代表・日比大介さん</a>)