尾木ママ、渋谷通り魔事件の犯人像に驚愕 「何に絶望したのでしょうか?」
尾木ママこと尾木直樹氏が21日に渋谷で起こった通り魔事件に言及。その報道された犯人像に驚きを示した。
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が21日、自身のAmeba公式ブログを更新。前日20日に東京都渋谷区で発生した通り魔傷害事件に触れ、事件を起こした犯人の素性や動機に驚きを示した。
■渋谷通り魔事件の犯人像に言及
20日19時25分ころに東京都渋谷区で道を歩いていた親子2人が、突然に刃物を持った女性から刺される事件が発生。被害者は病院に搬送されたものの、命に別状はないという。
尾木氏は「昨夜の澁谷で発生後したお母さんと娘さんが突然ナイフで背中を刺されて通り魔事件、犯人像にビックリ(原文まま)」と事件について言及。犯人が埼玉県の中学生で「死刑になりたかった」ことが動機だということに驚きを隠せない様子を見せた。
■動機の拡大自殺にショック
犯人が中学生であり、動機は自殺するために他人を巻き込もうとする「拡大自殺」だと伝えられていることに、尾木氏は「事実であれば大変ショックです」と心境を吐露。
犯行に至った経緯に「『他人を巻き込んで死刑を望む』なんて、子どもなのに何に絶望したのでしょうか? 丁寧に調べて連鎖しないようにしないと」と疑問を投げかけた。
■“絶望”を周囲に打ち明けて
続けて個人の抱える悩みに「『絶望』を自分の胸に内だけに閉じ込めないで、勇気を出して打ち明けてほしいです。友達にでも吐露してほしい」と訴えかけた尾木氏。
夏休みも残り少なくなってきて、早いところでは来週ごろから新学期が始まる地域もあるため「夏休みも終わりに近づいて、学校開始の圧力が酷いのでしょうか?」と新学期へのプレッシャーもあるのではと尾木氏は推測していた。
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(文/Sirabee 編集部・綾崎 かなめ)