子供の咳が悪化し6年 まさかの誤診に続き意外な原因が判明
「喘息だ」と医師は診断したが、間違いだった。
激しい咳、呼吸困難、そして時には嘔吐まで…。どんどん健康状態が悪化し苦しんだ男の子が助かるまでの経緯を、『New York Post』など海外のメディアが伝えている。
■咳がひどくなり病院へ
オーストラリアで暮らす現在8歳のマーリーくんは、2歳を過ぎた頃からたびたび咳こみ苦しむようになった。
当時は両親も特には気にしていなかったが、状態は少しずつ悪化。息苦しさを訴え吐くことも増えたため病院に連れて行ったところ、診察にあたった医師たちは「これは喘息ですね」と診断した。
■悪化し救急車を呼ぶはめに
ようやく診断はついたものの、マーリーくんの状態はまったく良くならない。それどころか悪くなる一方だったため、両親は「喘息のわけがない」と思うようになった。
飲食も困難になったマーリーくんを心配した両親は、担当医たちに質問を繰り返すように。それでも納得できる説明は得られず、マーリーくんの体調は相変わらずだった。
そんなある日、マーリーくんは再びひどく咳こむなどして病状が悪化。両親はたまらず救急車を呼び、マーリーくんを病院に搬送してもらった。