飼い犬を虐待死させる動画投稿し友人を刃物で刺傷 鬼畜の30代女が逮捕
容疑者は裁判で、殺人未遂および動物虐待死の2つの事件で裁かれる予定だ。
アメリカでは動物をいじめる者は、やがて人間をもターゲットにするという考えのもと、動物虐待の事実を決して容認しない。そんななか、むごたらしい事件を起こした女がフロリダ州で逮捕された。『NEW YORK POST』『CBS12 News』などが続々と伝えている。
■犬を暴行し水中に沈める
昨年10月、飼い犬のチワワに自宅のプールで暴行を加え、溺れ死ぬ様子をSNSでライブ配信した非常に残忍な女がいた。
動画の女は白い水着姿で飼い犬とみられるチワワを殴り、体をプールサイドに4回叩きつけ、さらに水の中へ。数分後、溺死したチワワを抱えてプールサイドに上がると、死骸とともにポーズをとってみせた。
■友人を刃物で刺す
フロリダ州ブレバード郡の保安官事務所は、このほどついにエリカ・ブラックという32歳の女が逮捕されたことを発表した。
逮捕のきっかけは、7月下旬にブラック容疑者のルームメイトだった68歳の男性が、「掃除のことで不満を言ったら背中を２回刺された」と警察に通報したこと。チワワを殺害しただけではなかったようだ。
■20代から目立った粗暴さ
男性は救急搬送され、一方で2013年と2016年に家庭内暴力など複数の事件を起こしていたことが判明したブラックは、まずは殺人未遂容疑で逮捕・起訴された。
男性は命に別状はなく、ブラック容疑者の残虐性を示すべく、プール上方から撮影されたという1本の映像を警察に提出。「セイディー」という名のチワワを虐待死させる容疑者の様子が確認され、動物虐待致死容疑での追訴も決まったという。
■「最も卑劣な人間」と保安官
殺人未遂および動物虐待死の2つの事件で裁かれるブラック容疑者について、ウェイン・アイビー保安官は「しきりに反省の弁を口にしているものの、彼女はこれまで出会ったなかで最も卑劣な人間だ。容認することはできない」と述べている。
なお、容疑者はソファに置かれたままとなった犬の死骸を手で持ち上げ、残虐性を自慢するかのような内容のライブ配信を行っていた。
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（文／Sirabee 編集部・浅野 ナオミ）
