ハチミツをなめた子グマがハイになり入院 「プーさんとは真逆」と話題に
市販のハチミツでもボツリヌス菌が含まれており、1歳未満の子供に与えるのは危険だ。
くまのプーさんはハチミツが大好物。ハチミツを求め仲間と冒険に繰り出し、口にした時はうっとりと愛らしい表情になる。そんなプーさんは世界中の人気者だが、実際はちょっと違うようだ。
ハチミツを食べたあるクマの驚きの行動を、イギリスの『METRO』など海外メディアが報じている。
■フラフラしたクマを発見
11日、トルコ政府によって公開された1本の動画が、「プーさんとは真逆だけれど、憎めない。むしろかわいらしい」と話題になっている。
映っているのは、デュズジェ州の農村部に現れた1頭の子グマ。フラフラと酩酊状態で、撮影される少し前に、マッド・ハニーと呼ばれる種類のハチミツを口にしていたことがわかったという。
■恐ろしいマッド・ハニー
このマッド・ハニーは、ツツジやシャクナゲの花から採取した蜜で、グラヤノトキシンという毒を高濃度で含んでいる。
日本の厚生労働省のウェブサイトにも、「マレーシアから持ち帰った蜂蜜による視覚異常、呼吸困難、歩行困難などの症状で病院に搬送された例がある」と記載があり、大量に摂取すると各種の危険な症状が起こるようだ。
■獣医が治療にあたる
その地域の住民によると、クマは畑をフラフラと歩きまわった後に倒れたといい、トラックの荷台に乗せられると地元の獣医のもとに運ばれた。数日間にわたる治療を受け、回復次第、野生に戻される予定だ。
動画を見た世間の人たちからは「その日はクマさんの誕生日で、ハイになりたかったのかな」「プーさんもマッド・ハニーを口にしないように気を付けなきゃ」といった声や、「そのハニーはどこで買えるの?」と、冗談まじりのコメントが並んだ。
■薬物に手を出さない自信は?
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の61.6%が「身近に違法薬物があっても手を出さない自信がある」と回答。すべての年代で、男性より女性のほうがそう考えていることもわかった。
使用が発覚すれば、社会的地位、世間の信頼、家族などを失うことになる違法薬物。「若気の至りで」「ストレスがたまっていた」など安易な理由で手を出すことなく、たとえ誘われても強い意志で断ることが大切だ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)