元自民党・杉村太蔵、旧統一教会への質問にたじろぐ 出馬経験から理解も
元自民党議員の杉村太蔵が、旧統一教会と党の関係に一部理解。霊感商法に関しても「知らなかった」と言い切った。
20日放送の『今田耕司のネタバレMTG』(読売テレビ)に、元自民党衆議院議員の杉村太蔵が出演。自民党との深い関わりが指摘されている旧統一教会(世界平和統一家庭連合)について、珍しく歯切れの悪いコメントを発した。
■内部から見た教団との関係は
番組はこの日、先の参院選で初当選した生稲晃子議員と共に、教団の関連施設に支援要請のため訪れていたなど、旧統一教会との30年にわたる関わりが指摘されている萩生田光一政調会長の話題を取り上げた。
元官僚の岸博幸氏がさまざまな解説を行っていくと、進行の月亭八光は元自民党議員だった杉村に「内部におった方じゃないですか? 何か感じてたものであったりとか、今はどういうふうに見てるんですか?」と核心に迫る質問をする。
■珍しく歯切れが悪く…
しかし、これに杉村は数秒黙り込み、目を瞑って首を傾げてしまう。ようやく喋り出したかと思うと、「…。とっ、と、統一教会?」とテンパったようにポツリ。いつものハキハキとした喋り方は鳴りを潜め、まるで別人のように歯切れの悪いコメントを発する。
その後出た言葉は、「確かにねぇ、報道見ると『政治家けしからん!』って思うかもしれないけどね、選挙に出る立場からすると、ドブ板っていったら1票1票かき集めなきゃいけないのでねぇ…」と、集票上はありがたいとの本音だった。