「万能薬」と信じ毎日自分の尿を飲む男性 匂いが原因で同居人とトラブルに
SNS上には、この男性の尿を求める熱心な支持者も…?
アメリカ・コロラド州に住む男性は、自分の尿を「万能薬」だと思い毎日飲んでいる。しかしその尿が発する匂いが原因で、同居人とトラブルになっていることを明かした。『Unilad』『Daily Mail』などの海外メディアが報じている。
■日常のあらゆるシーンに
「ブラザー・セージ」と名乗る68歳の男性は、約20年前に自分の尿を飲み始めて以来、自分の尿は自然から贈られた「万能薬」だと信じている。
彼は夜間に出した尿を起きた時に飲むために保存しているほか、足浴や洗顔などにも使うことがあり、最大で3年間熟成させたこともあるという。
■犬の水浴びにも尿を?
「尿療法」という言葉があるように、健康のために自分の尿を飲む民間療法は昔から存在している。だが、それを裏付ける科学的な証拠はいまだに得られていない。
にもかかわらずブラザー・セージさんは、自分の尿が日焼けからウイルス、がんまでのすべてを癒やすと主張。事実、彼には多くの支持者がいるという。熱烈な信奉者のなかには、自分の子供たちに健康のため尿を飲ませたり、犬の水浴びに尿を利用している人もいるようだ。
■同居人とはトラブルに
一部の人々からはカリスマ的な扱いを受けているブラザー・セージさんだが、すべての人が彼の話に納得しているわけではないことも認めている。
最近では尿を保管している際に発生する「匂い」をめぐって同居人と衝突があったことを明かし、新たな場所を探さなければならなくなったという。「夜間に尿の匂いが廊下にまで伝わってしまうため、家以外の場所で飲尿を行うことのできる場所を探しています」と語っている。
■「万能薬」を広めたい
ブラザー・セージさんは自分の尿を人助けのために使いたいと考えており、SNSを通じて自分の尿の効果を精力的に宣伝している。
また、彼の尿の効能について人々に教えるワークショップを開催しており、料金は一人当たり185ドル(約2万4,000円)で、カップルには割引価格も用意しているそうだ。
・合わせて読みたい→50代女性の約3割が経験している ”おしっこ”にまつわる深刻な体験談
(文/Sirabee 編集部・びやじま)