平野紫耀、『クロサギ』で主演決定 ファンが待ち焦がれた「空白の2年間」
令和版『クロサギ』で主演を務める平野紫耀。業界内では彼の演技に期待する声が…。
■『クロサギ』の話は以前から…
『クロサギ』は、2006年に山下智久が主演を務めた。父親が詐欺師に騙された末に一家心中を図るも、生き残った主人公がこの世の詐欺師を騙し返す「クロサギ」になって立ち向かっていくサスペンス作品だ。
Sirabee編集部では、今年4月に平野の『クロサギ』を10月の金曜午後10時枠に放送する方向で調整していることを報じていたが、今回晴れてその時間帯での放送が決まった。平野はキンプリメンバーの中でも、天然キャラクターでおなじみ。
そんな彼が復讐に燃えるダークな役柄を演じることに早くも期待がかかる。
■シリアスな演技に期待
ある芸能事務所関係者は、平野の演技力は可能性を秘めていると語る。
「キンプリがデビューする前の2014年に主演を務めた深夜ドラマ『SHARK』(日本テレビ系)を見て衝撃を受けました。演技力はまだ荒削りなところもありましたが、回を追うごとにどんどん成長していくのが分かりました。この作品はメジャーデビューを控えたロックバンドがボーカルを不慮の事故でなくし、平野さん演じる主人公を加えてメジャーデビューする物語。彼が涙を流すシーンもあったのですが、その涙がすごくきれいで不思議と引き込まれたのを覚えています。デビュー後に彼が演じた役は明るい性格のキャラクターが多いですが、そんなふうにシリアスな演技もこなせると思いますよ」(芸能事務所関係者)。
■「連ドラは20年が最後」
キンプリファンのある女性は今回の発表はうれしいと話すが、辛い時期もあったという。「じつは、平野くんが連ドラに出たのは20年の『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)が最後だったんです。そこから今に至るまで、他のメンバーがドラマの仕事が決まっていく中、彼だけ全然連ドラに出ませんでした。私はメンバー全員が好きな”箱推し”なので、他の4人がドラマに出るのはうれしかったのですが、なんだか平野くんが推されていないように感じてしまって寂しかったんです…」(キンプリファンの女性)。
たしかに、永瀬廉は21年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』、高橋海人が21年の日曜劇場『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS系)や今年4月の『未来への10カウント』(テレビ朝日系)、岸優太が21年の『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)、神宮寺勇太も同年の『准教授・高槻彰良の推察』(フジテレビ系)と、連ドラに出演している。それだけに、ファンにとって平野の「空白の2年間」はヤキモキするものだったのかもしれない。
■歓喜の声が多数
ネット上では、「やっと平野紫耀さんに演技仕事きた」「ずっと紫耀くんに演技の仕事が来ることを待ってたのでとても嬉しい」「ドラマやってなかった1年以上の間ウチらよく耐えた」「この時を待ちわびてた」など、平野の主演ドラマ決定に歓喜する声が多数上がっている。
この秋、平野が『クロサギ』で見せる新しい姿はたくさんの人を魅了するに違いない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)