「子供に水色の水着を着せないで」 水中で見失う危険性を看護師が警告

その写真には「重要な情報をありがとう」と感謝のコメントがたくさん寄せられている。

プール・溺れる

水難事故の話題が絶えないこの時期。親はわが子に目立つ水着を着せるというのも、それを防ぐ手立ての一つ。なぜなら、水色の水着はまったく目立たなくなるというのだ。海外で今、Facebookのグループに投稿された2枚の写真が、改めて話題になっている。


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■プールが楽しい時期だから

注目を集めているのは、オーストラリアのFacebookグループ「CPR Kids」に、グループの責任者で看護師のサラ・ハンステッドさんが投稿した写真だ。

オーストラリアにとっては真夏の昨年2月のことだったが、『Daily Nation Today』『The Sun』は「欧米は今が真夏。この話題をひとりでも多くの人に知ってほしい」として改めて伝えたという。

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■ちょっと潜っただけで見失う

その写真が教えているのは、明るいブルーや水色で柄がはっきりとしない水着を着てプールに入ると、ちょっと水に潜っただけで見失うという事実だった。

プールに出かけたら親はわが子の様子を常に監視する必要があるが、すっと視界から消えてしまうほど恐ろしいことはない。オーストラリアでは、5 歳未満の事故死の第1位は溺死だという。

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■見失う原因はもう1つ

サラさんが投稿したのは、誰も泳いでいないように見えるプールの写真だった。最初の1枚について「よく見てみてください。ここに1人の子供がいるのですが、わかりますか」と尋ね、続くもう1枚で子供がいる位置を赤い丸で囲んでいるが、姿はまったく見えない。

理由は、水着の色がプールの水色と同化してしまったこと。さらに、透明なはずの水が、日焼け止めローションなどで濁っていることも問題だという。


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■子供には派手な色や柄の水着を

その投稿には「驚きの写真でした。重要な情報をありがとう」と、感謝のコメントが多数寄せられた。小学生にもなると青系、白系や黒のなどのシンプルな色味の水着を着る子が増えるなか、サラさんは「安全を考えれば、できるだけ派手な色や柄の水着を選ぶべきだと助言する。

さらに「親がプールでわが子をしっかりと監視するのは、当然のこと。さらに、どうか心肺蘇生法も学んでみてください」と呼びかけている。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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