結婚式目前で移籍先に呼ばれたサッカー選手 衝撃のプランを決行しファンは混乱
その選手は「今日、僕は素晴らしい女性と結婚した」とSNSで報告したが…。
仕事と私生活、それぞれの最も重要なスケジュールが運悪く重なってしまったとき、「体が2つ欲しい」と嘆く人は多い。あるプロサッカー選手は、このたびそんな事態に驚きの対処方法をとったようだ。
『SPORTS BRIEF』『GOAL』など、海外のスポーツ系メディアがちょっと愉快なタッチで伝えている。
■中国からスウェーデンへ
珍しい話題で注目を集めているのは、サッカー・シエラレオネ代表FWのモハメド・ブヤ・トゥライ選手（27）だ。
彼は中国サッカー・スーパーリーグの河南嵩山龙门足球俱乐部（本拠地：河南省鄭州市）からスウェーデン1部のマルメ・フォトボルフェレニン（以下マルメFF）に、移籍したところだった。
■全選手に集合の命令
トゥライ選手は、じつはスアド・バイドウンさんという女性と7月21日に結婚式を予定していた。だが、マルメFFから「22日には全選手がクラブに集合しているように」と告げられ、彼は急きょスウェーデン入りすることになった。
一方、結婚式はもう待ったなしという状況だった。トゥライ選手はスアドさんの理解を得て渡航したが、同時に結婚式も決行。なんと彼の実の兄が花婿役を務めたという。
■「前撮り」写真をSNSに
トゥライ選手とスアドさんは、挙式の少し前に白いタキシードとウェディングドレス姿で「前撮り」を行っていたため、幸せいっぱいの美しい写真を入手してはいた。
彼はその後、スウェーデン入りしたことをファンに報告するとともに、SNSにその写真もアップ。「今日、僕は恋人で親友でもある素晴らしい女性と結婚したんだ」というキャプションが、「彼は今どこにいるの？」とファンを混乱させてしまった。
その後、事情が知られてからは「結婚式を延期すればよかったのに」といったコメントが寄せられているという。
■新婚旅行はしばらくお預け
マルメFFは、スウェーデン南部のスコーネ県が本拠地。同国のサッカーチームにおける「ビッグ4」に位置する。トゥライ選手は単身でそちらに渡っており、彼の身の回りが落ち着いたらただちにスアドさんを呼び寄せるとのことだ。
ハネムーンはシーズン後の12月になる予定だといい、「その前にとにかくチームを勝利に導きたい」と、人気選手らしい意気込みをみせている。
・合わせて読みたい→ROLAND、ネイマールにC大阪への移籍をオファー？ 「割とガチ目に」
（文／Sirabee 編集部・浅野 ナオミ）
