「1週間分のヤクルト1000が飲める」アイテムが話題 ゲットする”条件”があった…

ネットで話題の「ヤクルト1000」7本パック。「正体」を本社に聞いてみると…。

2022/08/12 04:15

ヤクルト1000

睡眠効果があることで大ブームを巻き起こしたヤクルト1000。一時期に比べるとコンビニやスーパーでも買えるようになったが、なかなか「大量入手」とはいかない。

だが、いまネット上では1週間分のヤクルト1000が詰まった「神パック」を手にする人が急増していて…。


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■相変わらずレア度が高い

乳酸菌飲料「ヤクルト1000」は、1ミリリットルあたり10億個の乳酸菌 シロタ株が含まれる機能性表示食品。

ヤクルト1000

ヤクルト1000

同商品には主にヤクルトの宅配や自動販売機で入手できる「Yakult(ヤクルト)1000」(100ml、税込み140円)と、店頭での販売が中心の「Y1000」(110ml、税込み162円)がある。2商品の成分に違いはないが、以後状況によって使い分けて記す。

「Y1000」は7月から増産したため、少しずつコンビニやスーパーの棚に並び始めている。とはいえ、いつでも手軽に買えるようになったわけではなく、午前中など手に入る時間帯が増えた程度。相変わらず同商品のレア度は高い。

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■ネット上で話題の「神パック」

ただ、最近ネット上では「ヤクルト1000の7本パックが冷蔵庫に沢山いる」「ママが天才すぎて毎週ヤクルト1000の7本パック買ってきてくれるから毎日飲める」「実家帰ったら冷蔵庫に7本パックが入ってた」「明日の朝から1週間飲み続ける」など、1週間分がひとまとめになったパックを手にしている人の声が多数あがっている。

お店では全然見かけないが、いったいこの「神パック」はどんな商品なのだろうか。ヤクルト本社に聞いたところ、驚くべき「正体」が判明したのだ…。

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■ヤクルト本社に聞くと

この7本パックは最近新発売された…というわけではないみたい。「宅配の『Yakult(ヤクルト)1000』は2019年10月に関東1都6県の地域限定で販売しています。この時から7本パックを販売しており、21年4月より全国販売を開始しました」(ヤクルト本社 広報室)。

ヤクルト1000

どうやら主に宅配ユーザーが飲むことができる商品だったようだ。たしかに、ネット上で同商品を飲んだとされる人の声をよく見ると、「実家に宅配してる」「会社のヤクルトレディから買った」という人が多かった。

先述した増産のおかげで、1年前に全国販売された商品を最近になって飲めるようになったのかもしれない。前出のヤクルト本社は改めて、一連の「ヤクルト1000ブーム」について語る。

「『Yakult(ヤクルト)1000』は大変ご好評をいただいており、22年4月から6月の実績で1日あたり約157万本(前年比130.2%)となっています。短期間で多くのご注文をいただいたことで、品薄状態が続いています。現在もインターネットのヤクルトレディのお届け注文サービス『ヤクルト届けてネット』での新規のご注文を休止しております」(前出・ヤクルト本社 広報室)。


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■買うためには「条件」が…

ヤクルト1000

コンビニやスーパーで売られている「Y1000」の7本パックはないのだろうか。「店頭用のものに7本パックはありません。『Y1000』は単品と6本パックで販売しています」(前出・ヤクルト本社 広報室)。

ちなみに、記者は以前売り切れ状態が続いていた『Y1000』6本パックを買うために、開店30分前のスーパーに並ぶなどゲットするまで苦労した記憶がある…。お店では入手できず、新規の注文も休止中となると、かねてからヤクルトを宅配している人の「特権」かもしれない。

この商品は税込み982円となっている。かねてからヤクルトの宅配を利用していてまだ飲んでいない人は、試してみてもいいかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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