親離れできていない人が約4割 異性との付き合いや結婚に影響することも…
大人になっても親に依存した生活を送っている「親離れ」ができない人は、それが原因で異性とうまくいかないことも…。
■家事はほとんど母親まかせ
編集部が話を聞いた20代の女性は、「私は1度も家を出て生活したことがなく、食事の準備も洗濯も母がやってくれています。家族の仲もいいし、まだしばらくこのままでいいかな…」と、なんでも親にやってもらえる快適な生活から抜け出せずにいるようだ。
家事や炊事、生活の中でのいろいろな決め事を親に任せている状態を快適に感じ、抜け出せないという人は多いのかもしれない。なかには、幼少期から親がなんでもやってあげていた、いわゆる「過干渉」だったことにより、自主性の芽が摘まれてしまったというケースもあるのかもしれないが…。
■異性との付き合いにも影響が
あまりにも親子の関係が密だと、異性との付き合いに影響が出ることも…。
30代の男性は自身の友人について、「昔から母親と仲がいいなとは思っていたのですが、友人が彼女よりも母親を優先するので怒らせてしまったようです。本人は母親を大事にしない人とは付き合えないと開き直っていますが…」と、心配そうに語った。
親とはいつまでも一緒にいられない。パートナーや友人のいない寂しい人生を送らずにすむように、適度に自立した生活を送るよう心掛けていきたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,711名 (有効回答数)