歴史的瞬間を中継する『有吉の世界同時中継』 「瞳を閉じたミイラ」を独占放送
18日放送の『有吉の世界同時中継』では、ペルー政府から公開禁止の要請を受け2ヶ月間お蔵入りになったミイラを独占放送する。
■世界のリアルな「今」を中継
同番組は海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などが海外特派員となり、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組。
コロナ禍でなかなか届いてこない世界のリアルな「今」を、彼ら独自の視点でスタジオと繋ぎリモート中継するというもので、お笑いタレントの有吉弘行がMC、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が進行を務める。
世界中のミイラや史跡などを中継している同番組だが、今回は人気企画の1つであるエジプトの最新発掘現場で古代エジプト時代の棺を開け、そこから歴史を紐解いていくというものだ。
■秘境「ウアリャリ」で発見されたのは
マチュピチュなどの世界的な遺跡があるペルーの首都から車で12時間離れた秘境「ウアリャリ」で、標高約4500mにある岩と岩の間の洞窟から、まるで今にも目を開けそうな「瞳を閉じたミイラ」を発見。
そのミイラは女性で約600年前のインカ帝国時代を生きたとみられ、顔の半分は白骨化しているものの、もう半分は皮膚やまつ毛まで残った状態だった。この状態で残るミイラはとても貴重だということで、ペルーの考古学者たちも「歴史的発見だ!」と大興奮。
■ペルー政府から突然の放送ストップ
同番組ではそのスクープ映像を6月に放送する予定でいましたが、その取材を把握したペルー政府から放送を差し止めるよう、急遽要請が入った。「国宝級の発見かも知れず、しばらくこちらで調査してからペルーから発表したい」とのこと。
そんな歴史的発見となったミイラを2ヶ月の時を経て、大公開。この女性のミイラの正体は…? なぜ約600年もの間、このような保存状態を保つことができたのか。
そして、洞窟の中にはもう一体の白骨化した男性の遺体が。一体、この男女に何が起きたのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)