安藤美姫、テレビ番組出演者の男女比率に言及 「気を使ってきている」
安藤美姫がテレビ番組に女性出演者が少ないことについて、“家庭と仕事”の関係性を指摘した。
フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫が3日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。テレビ出演者の男女比について言及した。
■出演者比率は男6:女4
同日、番組ではテレビ出演者の男女比についてNHK放送文化研究所が発表した調査報告『テレビのジェンダーバランス』を紹介。データによれば、主要テレビ局で放送された番組の出演者8,480人の比率は、男性が60.4%、女性が39.6%であることを示した。
年代別に見ると、男性は30代40代の出演者数が多いのに対して、女性は20代が最も多く30代以降の出演者数は減少している。
また、ニュース番組における女性比率は28.8%になっており、男女差が顕著になっていることが明らかとなった。
■安藤「気を使っていると感じる」
テレビ出演者の男女比について安藤は、「あまり気にしていないタイプ」と前置きした上で、「バランス見てると、男性も女性も出演されてますし、オファーしてもスケジュールが合わなかったりするじゃないですか」と指摘。
また「最近のテレビってやっぱり、こういうジェンダーの問題って話題というか問題視されていることなので、きっと気を使ってきていると私はすごく感じていた」と私見を述べる。しかし、「(データをみると)でもまだまだ足りないのかな」と複雑な表情を浮かべた。