救急車のコンビニ駐車は不謹慎? 消防局の「切実な訴え」がネットで物議醸す

とある消防局がツイートで訴えた「コンビニ利用」への理解。ネットで大いに反響を呼んでいる。

■過去、他の消防局も同様の訴えを…

この時期、大通りを走っていると救急車に遭遇することがじつに多い。昨日、都内を2時間自動車で走行した際は、合計5回もサイレンを鳴らす救急車に直面した。

新型コロナウイルスの激増に加え、連日の猛暑で熱中症に陥った人からの救急要請が増加していることは想像に難くない。そんなさいたま市消防局同様、過去にも同様の訴えを行った消防局があった。それが名古屋市消防局だ。


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■コンビニと連携しているケースも

同局が2018年に発信したツイートは当時話題を呼び、その際は「猛暑の影響で救急出動が急増し、通常より救急隊を増やして対応していますが、1日の出動が22件となった隊もあります。そのため出動が連続し消防署に戻れない時は、救急車でコンビニ等に立ち寄り飲料水等を購入する場合があります。その際も、出動態勢は維持していますので、ご理解をお願いします」とまとめていた。

20年には「ケガ人などを搬送する救急車と医師が乗った救急車が中間地点でドッキングすることがあります! そのドッキングポイントとして、市内のファミリーマートとセブンイレブンのご協力により、駐車場を活用します」と、救急搬送効率化のため地元コンビニと連携していることも説明し、市民への理解を求めていた。

以前には「サイレンがうるさい」という信じられないクレームもあった。日夜人命救助のため汗を流す隊員のため、近隣住民は常に応援すべきところだが…。

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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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