ドンキで発見した「680円の入浴剤」 感動と悲哀の演出が凄まじかった
ドン・キホーテで買ったちょいリッチなバスボム。最高に楽しませてくれる逸品だった。
■鮮やかな虹が出現
いよいよ浴槽に投下。入れた瞬間「バブ」同様シュワシュワと泡が立ち始め、先程の5色がブースターのような役割を果たし、白い雲がゆっくりと前進していく。すげええぇぇぇ!
しかも水面には鮮やかな虹がかかったの如く、カラフルな色が広がっていく。これはテンション上がる。風呂に入るのがもったいないレベルだ…。
■一転して訪れる「闇」
投下したバスボムは、約30秒経っても虹を描きながらシュワシュワと推進していく。お風呂には甘いフルーツの香りが広がっていた。
「これ最高じゃん。もっと映え写真撮らなきゃ!」と記者のボルテージが最高潮に達しようとした瞬間、突如雲が消えた。本体が溶け始め、水中深くに落下していったのだ。
「行かないでくれ…!」とその行方を見守っていると、散り散りバラバラになった破片が水面に上がってきた。うわあああぁぁぁ!
それまでカラフルだった風呂は、すべての色が混ざり合い暗い緑色に。そして残ったシュワシュワが水を撹拌させ、最終的に「灰色」に色を変えたのだった。雲散霧消、これまでのゆめかわいい世界はすべてなくなった…。
きれいな虹が上がっていた空から一転してダークトーンへ。
このはかない現実を、記者は自らの人生と重ね合わせ「また虹をかけたい」と心に誓うのだった。なお入浴剤は保湿効果があり、非常に気持ちよく快適な入浴だったことも付け加えておきたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)