僧侶が飲酒運転し「コロナ予防のため」と釈明 複数のルール違反で身分剥奪へ
警察に事情をきかれても、まともに答えることはできなかった。
酒に酔ったまま車に乗り、いざ市場へ。とんでもない行動に及んでいた僧侶について、『The Thaiger』『The Daily Star』など海外のメディアが伝えている。
■酒を飲んで外出
タイで暮らす僧侶(63)が、ひたすら厳しい修行に励む「雨安居(うあんご)」と呼ばれる時期にもかかわらず、外出することにした。その直前に酒を飲み、酔った状態でハンドルを握り市場へ。目的地に着くと、今度は「お金をください」などと人々に声をかけて驚かせた。
「酔った僧侶が物乞いをしている」という通報を受けた警察官たちが市場に急行し、寺院の名前が書かれたピックアップトラックを発見した。
■泥酔していた僧侶
警察官たちは僧侶に声をかけ、すぐにピックアップトラックから降りるよう指示。だが僧侶は明らかに泥酔しており、質問にも意味不明なことを口走って警察官たち困らせた。
このとき「身分を証明する物があれば提示してほしい」と要求された僧侶だが、それにも応じることができなかったと複数メディアが伝えた。