飛行機で女性が親子の会話を「うるさい」と注意 コロナ禍のストレスが影響か
他人の子供の声にイライラしてしまうのは、女性のほうが多いという調査結果も…。
子供のあどけない笑顔や会話は、とても微笑ましいもの。だが、公共の乗り物で見知らぬ子供の元気な声を延々と聞かされるとなると…?
このほど海外の男性が、そうしたことが理由で隣の乗客ともめてしまったと匿名の掲示板に書き込み、注目を集めた。イギリスの『Mirror』などが伝えている。
■早朝便を利用した親子
海外の掲示板サイト『Reddit』のお悩み相談コーナーに、このほどMile High Hellさんと名乗る男性が、「3歳の息子を連れて飛行機に乗ったところ、隣の座席の女性に子供の話し声そのものが不快だと言われ、腹が立ちました」とつづった。
イヤホンで音楽を聴くなどする人はいたが、早朝便だったため機内のほとんどの人が眠っていた。そんななか、離陸約1時間後に男性の息子が目を覚まし、元気なおしゃべりが始まったという。
■親子に「遠くの座席へ」
その声で窓際に座っていた女性が目を覚ましたらしく、彼女は「あなたの息子がうるさくて眠れない。静かにさせて」と男性に要求。さらに客室乗務員を呼びつけると親子について苦情を入れた。
ところが静かな座席に移る、耳栓やヘッドホンをするといった客室乗務員の提案は、徹底して拒否。「私は追加料金を支払って窓際に座っている。この親子こそ遠くの席に移ってほしい」と主張したそうだ。
■世間は多くが女性を批判
『Reddit』や、この一件を伝えた『Mirror』には、「耳栓があるのに」「今どきはノイズキャンセリングヘッドホンを持ち込む人も多い」「眠りたいなら自分で備えを」などと女性を批判するコメントが多数寄せられた。
また、「もともと眠りが浅くて物音がすると眠れないタイプなんだろう」「コロナ禍で人々が気持ちの余裕を失い、妙にいらいらしている気がする」といった意見もある。
■子供の声が苦手な人、職業別では…
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の6割が「他人の子供の声にイライラしたことがある」と回答。性年代別では男性53.7%、女性66.7%と、女性のほうが苦手であることも判明した。
さらに職業別で見てみると、トップは会社経営者の74.1%で、それに続いたのは専業主婦の70.4%だった。
わが子の世話でも大変なのに、よその子の大声にまで付き合わされるのは…といった心境が働いている可能性もあるのだろうか。
・合わせて読みたい→息子の友達が自宅に来るのを嫌がる夫 嘆く妻に世間から鋭い指摘も
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,653名 (有効回答数)