茂木健一郎氏、ノーマスクの世界陸上に感心 「さすがアメリカ、自由だなぁ」
世界陸上の観客がノーマスクだったことを受け、脳科学者の茂木健一郎氏が感じたこととは…。
脳科学者の茂木健一郎氏が、18日に自身YouTubeチャンネルへ動画を投稿。アメリカで開催中の世界陸上で観客がノーマスクだったことを受け、日本の感染対策に苦言を呈した。
■『お笑い日本のマスク』と揶揄
前日のTwitterにて、「それにしても、世界陸上の観客、ほとんどマスクしてないね」「みんな歓声あげてるし。さすが自由を大切にする国。日本と文化風土が全く違う」などとツイートしていた茂木氏。
この日は件に対する意見を『お笑い日本のマスク』とのタイトルで動画にし、拍手や笑い声が鳴るおもちゃを用いながら、冒頭で「そのうち(新競技が)できちゃったりしてね。オリンピックで『100メートルマスク付き』なんて(笑)」と皮肉った。
■マスク着用は「おまじない」
続いては、「アメリカってのは、個人の自由とか個人の判断とかを尊重する国」「日本は『マスクしなさい! 以上!』って感じでしょ? すごいよねあれ! 有無を言わせない感じ(笑)」と文化の差を指摘。
さらに、「感染予防になるってロジックは理解できるよ? でも本当なんですかね…」「単なるあれでしょ? おまじないみたいなもんでしょ」など、現実の感染経路が複雑多岐にわたることを理由に、マスクの効果を疑問視した。
その後も、子どもや経済全体への影響、感染症の分類に関する問題を挙げ、「同調圧力」「そういうことやってるから日本が没落するんじゃないんですか?」などと持論を展開していく。