KinKi Kids、デビュー25周年達成… 2人で乗り越える「グループ崩壊の年」
7月でデビュー25周年を迎えるKinKi Kids。「不仲説」も囁かれる2人の関係は…。
7月21日でデビュー25周年を迎えるKinKi Kids(以下キンキ)。ジャニーズ初のデュオとして活躍してきた2人を評価する声が多い。
今年は記念すべき年となるが、ファンの間で「25周年は不吉な年」と囁かれていて…。
■真逆の2人
キンキは、1997年7月にシングル『硝子の少年』でデビュー。舞台を中心に活躍する「王子様」イメージの強い堂本光一と作詞・作曲、ソロでの音楽活動をして「アーティスト」としての地位を確立する堂本剛という2人だ。
デビュー以降に発売したシングルは全てオリコン初登場1位を記録し、『硝子の少年』『愛されるより 愛したい』『全部だきしめて/青の時代』『フラワー』の4作はミリオンを記録するなど、絶大な功績を残してきた。
■デュオの難しさ
あるレコード会社関係者は、デュオで活動する難しさを語る。
「仕事で意見がぶつかった時に大変なんです。グループであれば、誰か2人が衝突しても間に入る人がいます。SMAPなら草彅剛さん、嵐なら相葉雅紀さんというように、誰かしら場を和ませてくれるタイプがいるものです。でも、デュオだとそういう人がいません。タッキー&翼の滝沢秀明さんと今井翼さん、期間限定ユニット・修二と彰の亀梨和也さんと山下智久さんも、お互いの意見がぶつかって一緒にいるのがしんどい時期もあったそうです。特に、キンキは性格的にも真逆の2人なので、苦しい時期もあったのではないでしょうか」(レコード会社関係者)。
■「25周年は不吉な年」
さまざまな苦難を乗り越え、25周年を迎えたのだろう。ここ数年、ジャニーズ事務所ではグループの解散、活動休止、さらに退所してグループを離れるメンバーが出るなど、混乱が続いている。
特に、25周年は「マイナス」の傾向があるという。「ジャニーズファンの間で『25周年はグループ崩壊の年』と囁かれています。SMAPは25周年の16年に解散し、TOKIOは元メンバーの山口達也さんが18年に”事件”を起こした影響で翌年の25周年ライブができず、後に社内独立しました。これまで目立ったトラブルがなかったV6も、20年に25周年の配信ライブを成し遂げたと思ったらその翌年に解散…。キンキはそうした悪い流れを断ち切ってくれるのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)。
■「不仲説」の真相は…
一部のメディアでは、2人の「不仲」や「解散」する可能性を報じられたこともあった。だが、前出のレコード会社関係者は、そうした説を一蹴する。
「光一さんと剛さんはカメラが回っていなかったり、2人だとほとんど話すことがないそうです。でも、それはお互いが嫌いだからではなく、長年連れ添ったからこその温度感によるものだと思います。嵐やKing&Princeのようにプライベートで一緒に遊んだり、食事に行くような関係とは違うかもしれませんが、お互いに違った長所を持ち、活躍する分野も異なるからこそ尊敬し合える関係なのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)。
アニバーサリーイヤーは、25年間応援してくれたファンに”愛されるよりも愛したい”──。それが2人のいまの思いなのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)