日本一高級で珍しい？　幻の「福島県産ウニ」の味に衝撃を受ける

うにの名産地といえば、北海道以外だと岩手・青森など、東北地方の北側といったイメージがある。しかし、東北地方でもっとも南に位置する福島県でも、うに漁は行われているのだ。

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■福島県産うにが貴重なワケ

しかし、なぜ福島県産のうにがあることはあまり知られていないのだろうか？　実際にうに漁がされているいわき市にある「いわき市中央卸売市場」に話を聞くと、漁獲量自体が少なく、ほとんど県外には出回らないのだとか。

また、いわき市の名物に「うにの貝焼き」があるが、観光市場で売られているのはほぼ外国産のうにを使用したもので、いわき市産のうには激レア品、幻の食材となっている。

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■まさかの1万円で販売

しかし、いわき市内には幻の「福島県産うにの貝焼」を売っている店があった。それは、地元密着型のスーパー・マルト。新店舗である湯本店にはさまざまないわき市産をはじめとした福島県の美味しい食べ物が売られていたが、いわき産の貝焼も冷凍で販売中だった。

気になる値段だが…なんと税込みで10,800円。今年はロシアの問題でうにが高騰しているが、それと比べても高級だ。1万円の価値があるのか、実際に食べてみることにした。