消防隊員がカメに塞がれた巣穴から子犬2匹を救出 巨体動かすためスイカを使う一幕も
消防隊員が警戒心の強いカメを誘い出そうとするも…。
アメリカ・カリフォルニア州サンバーナーディーノの消防隊は、カメの巣穴の中に何時間も閉じ込められていた2匹の子犬を救助した。『KSBY』『ABC7』などの海外メディアが報じている。
■大きなカメが出口を塞いでおり…
サンバーナーディーノの消防署はFacebookで、生後5ヶ月の2匹の子犬であるピオとフィンの救助に成功したことを報告した。
2匹は体重約100ポンド（約45キロ）のカメが出口を塞いでいたために、カメの巣穴から出られなくなっていたそうだ。
■心配した飼い主が通報
好奇心旺盛な2匹の子犬は、飼い主が目を離した隙に地面に空いた巨大な巣穴を見つけ、中を探検していたようだ。
しかし、数時間にわたって帰って来なかったため、心配した飼い主の通報によって消防隊員が出動することになったという。
■なかなか動いてくれないカメ
巣穴の中に犬の気配を感じた消防隊員たちは、どうにかして入り口を塞いでいる巨大なカメをどかそうと奮闘した。
最初はスイカを使ってカメをおびき出す方法を実行をしたが、警戒心の強いカメは頑として動かず、作戦は失敗に。そこで、地上から巣穴に向かって地道に穴を掘ることにした。
■子犬たちも隊員に感謝？
子犬たちを巣穴から救い出すため、隊員たちは穴を掘り続けた。作業には慎重さも必要で、救助には1時間以上かかったとされている。
隊員が巣穴の天井を掘り抜き、カメをやっとのことでどかすと、数時間ぶりに外にでられた子犬たちはしっぽを振って喜びを表していた。また、消防署の発表によると子犬たちは無傷で、この後に母犬と無事に再会できたようだ。
■消防署が公開した救助の様子
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（文／Sirabee 編集部・びやじま）
