息子のぬいぐるみを取り戻すため川にダイブ　父親の制止振り切った母親の行動に賛否

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■髪の毛を結ぶと川へ

ルーさんは婚約中のリチャードさんからもらった高価な指輪をはずし、近くの人から髪を結ぶためのゴムを借りると、持っていた携帯電話を置いた。それを見たリチャードさんは、「おい、危険なことをしてはだめだ」と注意したという。

だがルーさんは「トミーを見ていて」と頼むと、深さ1.5メートルの川にダイブ。流されていくぬいぐるみを立ち泳ぎで追い、ついに60メートルほど進んだところでキャッチした。橋にたどり着くと、リチャードさんが思い切り手を伸ばして引き上げたという。

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■「母は強し」を体現したが…

「母は強し」という他ないこのエピソードには、さまざまなコメントが寄せられた。「ママの気持ち、よくわかる。私も同じことをしたと思う」「そのぬいぐるみがどれほど大切な存在か、母親は理解しているもの」とルーさんの勇敢さを称える人は多い。

だが、「ぬいぐるみのために命を懸けていいのか」「決して褒められる話ではない。もしも母親が命を落としたら、坊やはどう生きていけばいいのか」など批判の声も目立つようだ。ルーさん自身も今頃、冷静さを欠いていた自分自身を少しばかり反省しているのかもしれない。