本田圭佑、“声出し応援”に私見 政府に「システム変えなあかん」と呼びかけ
「声出し応援」の問題に自身の意見をつづった本田圭佑。ファンからは賛同や反論などさまざまな声が寄せられている。
サッカー元日本代表の本田圭佑が6日、公式ツイッターを更新。サッカーJ1リーグ・浦和レッズのサポーターが、現在禁止されている「声出し応援」を繰り返した問題について自身の意見をつづった。
■一部が違反行為を繰り返す
Jリーグでは、新型コロナウイルスの感染対策として、声出し応援が禁止されている。段階的なルール緩和に向けた検証のために、声出し応援のエリアが設けられている試合もあるが、浦和の一部サポーターが、検証対象外の試合で大きな声で応援歌を歌うなどの違反行為を繰り返した。
第6代日本プロサッカーリーグ理事長・野々村芳和氏は5日、浦和に対して上限2,000万円の罰金を科すことを裁定委員会に諮問することを明らかにしていた。
■「日本の問題」とも指摘
本田は、「声出し応援の件でそれぞれの登場人物に対して思うこと」と書き出すと、浦和ファンに対しては「気持ちは分かる。けどバランスは大事よ」、Jリーグには「対応が難しいよね。想いは一緒なはずやから」とつづる。
政府に対しては「馬鹿げたルールはすぐに変えて。遅い。システム変えなあかん」と呼びかけ、「批判してる第三者」に対しては「ルールはルールという考え方に終止符を打って」と語りかけた。
さらに、「ルールを変えたいならルールを守った上で主張すべきという意見が多いけど、僕の考えもそうです。筋が通ってるし。ただしその考えかただけが正しいと言えないようでは問題だなと思ってます。これは今回の件に限らず、日本の問題と言えると思います」とも述べている。