堀江貴文氏、日本と海外におけるコロナ意識の違い明言 「やっぱ差が出てくる」

乙武洋匡氏の応援演説を行ったホリエモン。話題は新型コロナ対策の問題点にまで及び…。

■「なんでそんな厳しいことやってんの?」

乙武洋匡

乙武氏が戦うのは、6議席を34名の候補者が争うという激戦区である東京選挙区。

「正直、東京選挙区から無所属で出るって聞いて、『なんでそんな厳しいことやってんの?』って思った。思ったけど、思えば僕も(以前の選挙で)無所属だった。郵政民営化が争点になっている時の選挙で、わりと(ライバルの)亀井静香さんを追い詰めたけど、やっぱり強い政治家で勝てなかった。小選挙区で勝てなかったら終わり。乙武さんも比例復活がないのでめちゃくちゃ背水の陣。ここから尻上がりに支持を上げていかないとうからない」と、自身の経験を明かしつつエールを送る。

その上で、「昔(2010年参院選)応援した、タリーズコーヒー創業者・松田公太さんも激戦を勝ちきって当選したよ。なので一応、応援した人の勝率はまあまあいい。僕は落ちましたけど…」と自虐ネタで演説会場を沸かせた。


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■保守的なコロナ対策に…

堀江貴文

最後はホリエモンらしい鋭い視点も。

「何かと息苦しい今の日本。政治家は選挙に落ちたくないから、コロナ対策について保守的な対応を繰り返した。この度久しぶりにヨーロッパやアメリカに行きましたけど、街でマスクしている人なんていないんです。でも感染者数、死亡者数などは日本と変わらない。そんな世の中と、そうじゃない世の中。やっぱ差が出てくるよねと、だから円安にもなるよね、と感じた」(堀江氏)。

その後も日本の問題点を挙げ、「円安になると嫌なことたくさんありますよ、モノの値段はどんどん上がるし。それでも日本はまだインフレになっていないほうだけどね。そういう問題とかも、乙武さんは変えてくれる人物だと思っている…みたいな話しですよね?」と最後は急なバトンタッチ。乙武氏も「ありがとうございます。光栄です」と笑顔を見せていた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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