抗がん剤副作用で弱った夫が新型コロナ感染死 妻は治療法への罪悪感を告白
がん宣告に続き、まさか新型コロナウイルスにも…。夫の死に妻が打撃を受けた。
■自分を責め苦しむ日々
「あのタイミングで抗がん剤治療を受けるよう説得しなければ、夫はコロナに感染しても回復し生きていられたのではないか」。女性はそんな罪悪感に苦しみ、夜も眠れなくなってしまったのだという。
夫が亡くなったのは自分のせいという思いが頭から離れず苦しんでいる女性が、海外メディア『The Sun』のお悩み相談コーナー「Dear Deidre」で心境を打ち明け、助言を求めた。
■「罪悪感を抱かないで」と助言
女性のアドバイスに目を通した回答者は「こうなることは予想不可能だったのです」「自分を責めるべきではありません」と助言した。また夫を愛していたからこそ一番良いと思うことを勧めた点を指摘し、夫も分かっていたはずだと主張している。
さらに、愛する人に先立たれ罪悪感を抱く人は、実際に多いとのこと。つらい時にはカウンセラーに話してみるのも良いことだともアドバイスした。
死別は多くの人が経験することで、なかには「立ち直れない」という人もいる。心療内科などに行けば、専門家がそういう苦しみに耳を傾け立ち直りをサポートしてくれる。必要な人は、ぜひ病院に行ってみていただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)