廃炉進む福島第一原発をミスコンファイナリストが視察 「リアルで見ないと現実味ない」
今年始まったミスコン『ミス・ギャラクシーオブビューティー』ファイナリスト15名が福島第一原発を視察した。
■社会貢献活動の一環
ミス・ギャラクシーオブビューティーは、今年誕生した新しいミスコンテスト。5月15日に西日本、19日に東日本、中日本の予選が開催され、ファイナリストが決定。
今回は、社会貢献活動の一環として、2011年3月の東日本大震災による津波で1号機、2号機、3号機が炉心溶融(メルトダウン)を起こし、廃炉作業が進む福島第一原発を視察した。
■1号機から約100mの距離で
原子炉建屋から約100メートルほど離れた高台から、鉄骨やがれきがむき出しになった1号機などを見学したミスギャラクシーのファイナリストたち。
この日の視察では、放射線被ばく計画値が30μSV(マイクロシーベルト)に定められていたが、高台の空間線量はおよそ80μSV/hほど。短い時間しか留まることができない至近距離で、ミスたちは熱心に東京電力職員の説明に耳を傾けていた。