元カノに120万円の返済請求した男性 「お母さんの入院費と葬儀代も僕が出した」
男性は請求書に日付や時間まで細かく記載。これには恐怖を感じる人も。
「普段は割り勘でも、たまにはごちそうしてほしい」という女性は多く、デートの際にさっと支払いを済ませると「スマートな男性ね」となる。男女関係において、男性はなかなか大変だ。
このたびある男性が、別れた元カノに全デート費用を請求。是か非かと話題になっていることを、『Oddity Central』など海外メディアが報じている。
■日付や時間まで記載
話題になっているのは、中国・上海に住む男性。昨年5月から女性と交際を開始するも、今年の3月に破局を迎えた。そして交際期間中にかかった費用のすべてを細かくリストにして、女性に請求した。
「2021年5月30日/19:02/2本の水/5.5元(約111円)/1人1本」や「2021年6月27日/14:51/おかしを購入/36.1元(約727円)/すべて彼女に渡す」など、日付と時間その他を非常に詳しく記載したのだ。
■「恐怖を感じる」という人も
また男性は、ふたりで一緒に飲食したものは半額、「すべて彼女にあげた」ものについては全額を返金するよう求めている。
これには世間も引いているようで、「どケチ!」「だったら最初から割り勘にすればいい」といった意見のほか、「日付や時間まで記録していたなんて、あまりにも怖すぎる」と、男性の行動に恐怖を感じる人もいるようだ。
■入院費や葬儀代は本当か?
しかし請求書には、元彼女の母親が体調を崩して入院した際の費用、その後に死亡した際の葬儀代まで、男性と彼の両親が支払ったと書かれていた。
これには「入院費や葬儀代まで払う必要はなかったのに」「それで(元彼女の母親は)本当に病院行ったのかな」との疑問の声もあがった。
最終的に男性は、合計6万147元(日本円にして約121万円)を女性に請求。「たった1年未満の交際で121万円は、どうみても高すぎる」と女性の詐欺疑惑が浮上する事態となった。
■お金で人生が狂った経験は?
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の16.7%が「お金で人生を狂わされた経験がある」と回答した。
さらに男女年代別で見ると、最も割合が高いのは「良いものを持ちたい」という意識が強いといわれる20代男性の24.4%。それに30代と40代の女性が19.4%の同率で続く結果となった。
このたびの中国人男性は、「女性にかっこいいところを見せたい」と見栄をはるタイプだったのかもしれない。だが、気前よく支払いすぎて自分の首を絞めてしまうようでは、元も子もないだろう。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の男女1,721名 (有効回答数)