小池都知事、猛暑時のマスク着用について言及 「それぞれの場面にふさわしい形で…」
小池都知事、都内で流行しているインフルエンザについて言及。今後の対策については…。
2022/06/24 15:15
24日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。猛暑時のマスク着用や、インフルエンザの流行について言及した。
■これまで以上の基本的対策を…
会見冒頭、新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。16日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は約1,570人だったのに対して、24日の感染者は2,413人、7日間平均で約1,811人となっている。
重症者については低い水準(23日は0人)にあるが、「新規陽性者が増えてきて、増加に転じております。この感染拡大を抑えるということは、これまで以上の基本的対策の必要性があると思いますので、よろしくお願いします」と注意を促した。
■猛暑時のマスク着用については
マスクは基本的な感染対策の一つだが、心配なのは猛暑時に着用するか否かの問題。
これについて小池都知事は、「身体的距離の確保、屋外か屋内か、会話を行なうか行なわないか。それぞれの場面にふさわしい形で進めることが皆で感染予防という形を取れると思います」とアナウンス。
■都内ではインフルエンザが発生
新型コロナウイルスだけでなく、都内では季節性のインフルエンザが流行し、立川市の小学校で学年閉鎖が発生。南半球のオーストラリアでも、インフルエンザが流行している。
小池都知事は、「新型コロナとの同時流行。ツインデミックという言葉が使われますけど、この可能性もありということです」「今後の具体的な対策については、早急に取りまとめてまいります」と述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)