武尊、天心戦で号泣した理由を告白 「そんな言葉を貰えると思ってなくて…」
那須川天心との世紀の一戦で敗北した武尊。試合後、集まった観衆からは温かい言葉が。
K-1王者の武尊が23日、自身のインスタグラムを更新。19日に開催された『THE MATCH 2022』の終了後に号泣した理由を明かした。
■那須川天心との世紀の一戦
同大会のメインイベントとして行なわれた武尊とRISE王者の那須川天心による世紀の一戦。1Rでダウンを奪われるなど劣勢だった武尊は、0-5の判定で敗北していた。
今回の投稿では、「この10年間 勝ち続けてることで自分の存在価値があって 負けたら全てを失うと思ってた。負けた後の想像をするだけで毎日怖くて寝れなくて 今周りにいる人達やファンも負けたらたくさん離れていくのを覚悟してた」と試合前の心境を吐露。
しかし、武尊の予想とは違い、試合後のファンの反応は温かかった。
■ファンの「ありがとう」に涙
武尊は、頭を下げながら会場を去る自身の姿を動画でアップ。集まった観衆からは「ありがとう!」と感謝の声が。
「リングを降りて花道を退場しようとしたら 敗者の僕に対してたくさんの人が集まってきてくれて みんなが『ありがとう』と言ってくれた。そんな言葉を貰えると思ってなくて涙が止まらなかった。その時の声や景色を思い出すだけで今も涙が止まらなくなる」と涙した理由をつづった。
■敗北も「生きる希望を貰いました」
ファンに勝利を届けることはできなかったが「こんなにたくさんの人に試合を見てもらえて たくさんの人が一緒に泣いてくれて 生きる希望を貰いました。と言ってくれる人がいて 心と身体がボロボロになっても命を削って戦ったこの10年が報われた気持ちになりました」と武尊も感謝。そして「心と体を治してまた前を向いて進みます」と記した。
投稿のコメント欄には「武尊 世界一の漢です」「最高だったし1番かっこよかった」「これからもたくさん応援させてください」「感動をありがとうございました」など、やはりファンからの温かい言葉であふれていた。
■試合後に涙する武尊
・合わせて読みたい→那須川天心、試合の地上波放送を改めて訴え 「日本はまだまだできるはず」
(文/Sirabee 編集部・RT)