60代男性が問診票の「妊娠中ですか?」を無視 関係団体に断られ50年の献血歴ストップ
中年男性である自分に「妊娠していますか」の質問。男性はいらだちを抑えられなかった。
■いらだちを隠せない男性
妊婦、もしくは産後6ヶ月が経過していない人は献血できないと説明された男性は、「僕は18歳の頃から献血しています」「これまで一度も断られたことはありません」と主張した。
男性はメディアに対し「問診票は以前もありましたが、健康や病気に関する質問だけでした」「『妊婦ですか』『産後半年が経過していますか』なんて項目は見たこともない」「血が必要な人がいるのに…」と話し、怒りをあらわにしている。
■関係団体の主張
外見だけでは、性別が分からない人もいる。よって関係団体は、献血に来る人すべてに同じ質問をしているのだという。世間からは「そんな質問に(高齢の男性が)答える必要はない」という意見も多くあがっているものの、「『いいえ』と回答すればいいではないか」という声も。
問診票は共通様式だが、「この俺が妊婦のわけがない」といらだった男性はどうしても納得できず、一石を投じてみたかったのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)