11歳少年が近所の4兄弟から性的暴行の被害に HIV感染で死亡する悲劇
長いあいだ被害を伏せた結果、HIV感染に気づくのが遅れてしまった。
■近隣住民らが報復も…
幼い息子に先立たれた母親は、「絶対に黙っている気はない」とコメント。深い悲しみと怒りをあらわにしている。なお加害者たちの年齢はそれぞれ15歳、17歳、23歳、そして28歳。年長の者は昨年エイズで死亡したといい、1名についてはチリに逃亡したとの報道も。
亡くなった男の子の近隣住民たちは裁判所の外に集結し、加害者のひとりを発見。集団で激しい暴行を加え報復したことを、複数メディアが伝えている。
■大統領も悲しみのコメント
この件についてはボリビア全体が揺れたといい、大統領ルイス・アルセ氏も悲しみのコメントをSNSで発表した。
「幼い男の子の死は本当につらいこと」「罪のない子供がおぞましい目にあったのです」「罰しないわけにはいかない」と思いを明かし、哀悼の意を表している。
男の子が受けた被害、また悲しすぎる死について報じられたあと、インターネットにも「最悪なニュース」「亡くなった男の子が気の毒でならない」というコメントが噴出。「加害者には厳罰を望む」という意見も多数書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)